こんにちは。
タイトルから察して頂ける通り、昨晩僕の所属するオケの木管セクションの室内楽発表会がありました。
反省と、感想とをつらつらと書いていこうかと思います。
この小演奏会は、木管の人間が自由にアンサンブルを組んで発表をする、うちの木管セクションの恒例行事となっていて今回でもう今年度4回目となります。
元々は乗り番制度の都合で暇になる1年生に発表の機会を、ということで主に1年生同士で室内楽を組ませて発表させる機会だったのですが、今年度から大幅に自由度を上げて、学年の枠にも、編成の枠にも捉われずに(以前は木管の室内楽で最もメジャーな『木管五重奏』の編成が中心だった)組みたい人と、やりたい曲をやる、という形になりました。
今回に至っては「木管楽器が編成に1人でも含まれていればオーケー」ということで、ピアノの入った大きなものから、独奏まで多様な編成で十以上のエントリーがありました。
「組みたい人」と、「やりたい曲」を出来る機会、ということで、当然みんなそれぞれの思いを持ってアンサンブルを組んで発表会に臨みます。
純粋に「やりたい」曲をやってみたい人、「上手い人」と組んで刺激を受けたい人、後輩etc.に「刺激」を与えたい人、「自分の腕」を披露する機会が欲しい人……
オーケストラとしての演奏・発表の機会も、乗れる曲も限られているだけに、貴重な「発表」の場であり、あらゆるメンバーにとって貴重な成長の機会になっています。
今回僕は
ルーセルのピアノ六重奏(http://www.youtube.com/watch?v=t5qoNfS1uFA)
とリゲティの木管五重奏で出演してきました。
前者は「いい室内楽ないかなー」ということで適当に楽譜を探していたら発見した曲で
「おぉこれやってみてぇ!」という気持ちからエントリー、後者は後輩に誘われて乗りました。
どちらも僕の日程調整の不備から練習に練習を重ね、万全の状態で本番……とも行かず(ルーセルの方は特に)、本番の出来としては自分の(本番の個人的な出来も、本番までの持っていき方も)不甲斐なさを感じさせる出来になってしまいました。
リゲティの方は練習では先輩として期待されている役割は果たせたのかな、と思いますが本番では(緊張から)寧ろ足を引っ張ってしまう結果となり、説得力もへったくれもない感じに。
ルーセルはやりたい曲をやりたいようにやるがために、腕の立つ方々にご一緒頂いたのですが、それが仇となり一人「穴」となってしまう結果に。
単に「緊張」のせいにしてしまえばそれまでなのですが、そのルーツを辿っていくと「自己管理」というか、「自分の持っていき方」の下手さに由来するのかなと思っています。
日程調整等の準備もそうですが、メンタルな部分が特に。
「『逃げたり』『サボッたり』した記憶って 自分にしかわからないけど……(中略)
自分の中にちょっとでも『逃げたり』『サボったり』した記憶があると
『いや…だって オレ あの時サボったし…』って思っちゃって
それ(『自分を信じる』ということ)ができないんです」
羽海野チカの「3月のライオン」の2巻にこんな台詞が出てくるんですが、正にこういう所ですよね。
作中では野球少年(中学二年生)が主人公(高校一年生)にする話なので、大学三年にもなって「自分にはこれが必要」なんて言うものでもないんですが……(笑)
恥ずかしい限りですが、こういう所を、きっちりしていかないとなぁ。
以上反省会でした。長くなってしまいました。
他にも諸々思うところはあったので、追って書いていこうと思います。それでは。